保護猫カフェで楽しく猫助け ここでは猫が大統領!? 

保護猫カフェ「ネコリパブリック」。おしゃれな和室で猫とふれあえる=東京都文京区湯島3丁目
保護猫カフェ「ネコリパブリック」。おしゃれな和室で猫とふれあえる=東京都文京区湯島3丁目

 岐阜県の会社が飼い主募集中の猫とふれあえる保護猫カフェ「ネコリパブリック」を東京都文京区湯島3丁目にオープンした。岐阜市内で1号店を開き、3店目。「楽しく猫助け」が合言葉だ。

(末尾にネコリパブリックの写真特集)

15畳ほどのおしゃれな和室に猫が17匹。白、黒、茶色と毛色は様々だが、すべて捨て猫や飼い主がいなくなった猫だ。

 東京のJR御茶ノ水駅近くに保護猫カフェを開いたのは老舗パン屋を経営する岐阜県の会社。4代目の河瀬麻花さん(40)は「生まれついての猫好き」。本業の傍ら、猫の殺処分ゼロを掲げて保護活動を続ける。

 昨年2月、岐阜市正木で1号店を開き、10月には大阪・心斎橋に出店。1年で約140匹の猫が新たな飼い主を見つけた。ネット上で資金を集めるクラウドファンディングで活動が有名になり、都内から出店依頼が続いたことから、3番目の出店となった。

 運営は寄付金だけでは立ちゆかないので、カフェ利用料やネットでのグッズ販売などの収益を新たな猫の保護や餌代にあてる。「寄付をもらう方がハードルが高い。楽しんでもらった対価が結果的に猫の命を救う形もあっていい」と河瀬さん。「かわいそう」ではなく「楽しそう」で来てくれる人を増やしたいという。

 そのための仕掛けも満載だ。保護猫カフェは架空の猫と人の国で、河瀬さんが首相、猫が大統領。入店時にパスポートを発行し、客は来店回数やグッズ購入額で爵位が上がる。

 東京店の開店準備も「みんなで楽しくお店を作ろう」がモットーだった。ペンキ塗りや壁紙張りは、募集したボランティアが手伝った。

 今後、保護猫カフェ事業はパン事業から分離し、非営利団体として店を増やしていきたいという。いずれも個人からの猫の持ち込みは受け付けていない。詳細はこちら

(朝日新聞2015年6月25日掲載)

朝日新聞
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