警察犬の審査会に104頭 捜索や捜査で活躍を期待、埼玉県

犯人役の指導士にかみつく警察犬候補の犬
犯人役の指導士にかみつく警察犬候補の犬

 埼玉県警の嘱託警察犬を選ぶ審査会が11、12の両日、さいたま市の秋ケ瀬公園であり、県内の訓練所などから過去最多となる104頭が出場した。結果を精査した上で5月に新たな嘱託警察犬と指導士が決まる。任期は6月1日から1年間。

 12日は「臭気選別」「警戒」「地域捜索」の3部門の審査があり、34頭が参加。このうち「警戒」では、隠れている犯人役の指導士を探し出し、ほえて逃走を阻止。犯人役から襲われると、すかさず腕にかみついて反撃していた。
 

 鑑識課によると、昨年の嘱託警察犬の出動件数は669件。行方不明者の捜索や事件捜査で出動した。同課の大久保昇次席は「重要な初動捜査で活躍してくれるように、1頭でも多くの犬が警察犬に合格してほしい」と話した。

 

(鶴信吾)

 

 

犯人役の指導士にかみつく警察犬候補の犬
犯人役の指導士にかみつく警察犬候補の犬
朝日新聞
朝日新聞社の媒体に掲載されたおすすめの記事を紹介しています。

sippoのおすすめ企画

sippoの投稿企画リニューアル! あなたとペットのストーリー教えてください

「sippoストーリー」は、みなさまの投稿でつくるコーナーです。飼い主さんだけが知っている、ペットとのとっておきのストーリーを、かわいい写真とともにご紹介します!

Follow Us!
編集部のイチオシ記事を、毎週金曜日に
LINE公式アカウントとメルマガでお届けします。


症状辞典

愛犬、愛猫の病気やけがについて、獣医師が症状別に解説する辞典です。