宮本亜門さん 「限られた時間の中、 精一杯の愛情を注ぎたい」

■一緒に歩く時間が人生最高の時

 

宮本亜門さん(演出家)と愛犬のビート君
宮本亜門さん(演出家)と愛犬のビート君

 宮本亜門さんにとって、愛犬ビートとの朝の散歩は人生で一番大事な時間だという。

 「オープンカフェに立ち寄って、コーヒーを飲んだりしながら2〜3時間くらい一緒に過ごしています。毎日同じ様な散歩コースなのに、ビートは常に新しいもの、変わったことを見つけ出してくる。その旺盛な好奇心には演出家としてもおおいに刺激されています」

 

 実は宮本さんにとって“ビート”は二代目。現在のビートは5年ほど前、先代ビートが天国に召された後に沖縄県の動物愛護管理センターから引き取った犬だ。

 

 「小さい頃に寂しい思いをしたせいか、一緒にいる時はとにかく僕のことをずーっと見ていますね。先日も頭痛で横になっていたら、知らない間に僕の頭に自分のお腹をくっつける形で寄り添っていてくれました。『なんでここまでしてくれるの?』と、切なくなるくらいの愛情を僕にくれる。だったら、僕だってビートに最大限の愛情を注ぎたいじゃないですか」

 

 

■小さくて、硬くて、臭わない!

 推定6〜7歳のビートは、そろそろシニア期。先代ビートを病気で亡くしたこともあり、これからますます健康管理には気をつけたい、と話す宮本さん。散歩中にはビートの排泄物を必ずチェックしているという。

 「うんちは健康のバロメーター。状態をチェックしながら『あぁよかった、ちゃんと出たね』『今日はちょっとゆるかったけど、大丈夫?』と、ビートに話しかけています」

 

 そんなある日、宮本さんはビートの排泄物を見て目が点になったとか。
 「今まで見たことないくらい小さくて、硬いうんちにびっくりしました。その上、全然臭わないんですよ!」

 

 それはビートに「K9ナチュラル」のドッグフードを試食してもらってすぐのこと。

 「このドッグフードは驚くことばかりでした。まず麩菓子のように軽いのにも驚いたし、いつもは絶対がっついて食べたりしないビートが、ものすごい勢いで食べ始めたのにもびっくりしました。一体どんなドッグフードなのですか?」

 

 

■犬の体のことを考えた“生食”フリーズドライペットフード

 

K9ナチュラルジャパンのCEO、スティーブ・コリンズさんと看板犬のルーパス君(6歳)
K9ナチュラルジャパンのCEO、スティーブ・コリンズさんと看板犬のルーパス君(6歳)

 「『K9ナチュラル』は、食の安全を誇るニュージーランド産の新鮮で最高級品質の食材で作られた“生食”ペットフードです」
と、教えてくれたのはK9ナチュラルジャパンのスティーブ・コリンズCEO。

 

 「ビート君の排泄物が小さくて硬く、臭わないのは本当に必要な栄養分だけをしっかり消化吸収できた証です。実は、どんなに可愛らしい犬でも、DNAの99.8%が野生のオオカミと同じ。オオカミは生肉をメインとする肉食です。つまり犬の体には、内臓も含めた生肉が最も適した食べ物で、穀類やイモ類、豆類は不要なのです。『K9ナチュラル』はそのことを踏まえ、犬にとって本当に必要なものだけで作られているんですよ」

 

 コリンズさんによれば、ペット先進国の欧米では近年フリーズドライ製法のペットフードが急成長してきているという。

 

2016年4月にアメリカで開催された、世界最大級のペットフードフォーラム「Petfood Forum 2016」より
2016年4月にアメリカで開催された、世界最大級のペットフードフォーラム「Petfood Forum 2016」より

 「『K9ナチュラル』は、独自の非加熱フリーズドライ製法で作られているので、“生食”の高い栄養価とおいしさを保ったまま、手軽に与えられる利便性も兼ね備えている。大切なペットに体に良いものをおいしく食べさせたい、と思っている飼い主様には高い評価を得ています」

 

■限られた時間の中で精一杯の愛情を

 

「K9ナチュラル」のドックフードの中でも、ビート君は、特に”ラム・フィースト”がお気に入り (写真のフードはお水で戻す前。)
「K9ナチュラル」のドックフードの中でも、ビート君は、特に”ラム・フィースト”がお気に入り (写真のフードはお水で戻す前。)

 運動や排泄物チェックは心がけてきたものの、食事に関してはあまり気を遣ってこなかった、と反省する宮本さん。
 「一見同じ様に見えるドッグフードにもいろいろあることに初めて気づきました。これからは中身までしっかりチェックしてから選びたいですね」

 

 犬の一生は、人間に比べると短い。いつか別れの日が来ることは覚悟しているという。
 「その時になって後悔することのないように、僕なりにビートを精一杯愛しているつもりです。まぁ、ビートは『まだまだ足りない!』と思っているかもしれませんが(笑)」
と、走り寄って来たビートの頭を愛おしげになでる宮本さん。

 

 最愛のパートナーとの至福の時間はまだまだ続く。

 

 

みやもとあもん●1958年、東京都生まれ。2004年には東洋人初の演出家として、ニューヨークのオンブロードウェイにて「太平洋序曲」を上演。トニー賞の4部門でノミネートを果たす。2013年には、オーストリアでモーツァルトのオペラ「魔笛」を演出し好評を得る。その後もミュージカル、ストレートプレイ、オペラ、歌舞伎などジャンルを超えた舞台演出を国際的に手がける。2016年下半期も、7月「フィガロの結婚」(東京文化会館)、8月「狸御殿」(新橋演舞場)、12月「プリシラ」(日生劇場)と、演出する舞台が目白押し。

 

sippo
sippo編集部が独自に取材した記事など、オリジナルの記事です。

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