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犬型ロボット続々、ハロー!ズーマー、ミート・チップ…会話や触れ合い、家庭用ロボット


 ロボットの活躍の場がオフィスや工場から、日常生活に広がっています。人と会話や触れ合いができるコミュニケーションロボットは、数十種類が売り出されています。

 シャープが「再生の象徴にしたい」と5月に発売したのは「RoBoHoN(ロボホン)」。共同開発したロボットクリエーターの高橋智隆さんは、スマホがヒト型ロボと融合することで持ち主の愛着が強まり、「人と機械の関係を飛躍的に進化させる」と期待する。

 シャープはロボ掃除機のCOCOROBO(ココロボ)などにも会話機能をつけた。通信機能を使って、遠くにいる人の分身として話したり動いたりするOriHime(オリヒメ)(オリィ研究所)などユニークなロボも登場し、役割は多彩になっている。

 10万円を超える商品も少なくないが、タカラトミーの「オムニボット」シリーズは6千~5万円程度だ。イヌ型のHello(ハロー)!Zoomer(ズーマー)が人気という。

 ロボット関連サービスのロボットスタートは、この分野の市場規模は2015年の180億円から、20年には2400億円まで伸びると予測する。
扱う企業も増えている。ネットサービスのDMM.comは15年4月から販売。売れ筋は約30万円のヒト型ロボ、Palmi(パルミー)(富士ソフト)で、話し相手に買う高齢者が多いという。

 イオンリテールは15年12月に千葉市の店でロボの展示と販売を始めた。いまはイオンスタイル堺鉄砲町(堺市)など3店に増え、数種類を扱う。ほかの店でも取り寄せができる。

犬型ロボット「ミート・チップ」=ソフトバンク提供
犬型ロボット「ミート・チップ」=ソフトバンク提供

■各部にセンサー、聞き上手
ピップ&ウィズの「いっしょに笑おう!うなずきかぼちゃん」は、話しかけるとうなずきながら聞いてくれて、簡単な会話ができる。体の各部にセンサーやボタンがあり、なでたりゆらしたりしても反応する。高さ28センチ、重さ680グラム。2万7千円。ネット通販のほか、百貨店や介護ショップで販売している。

■伝言、スマホと送受信
ユカイ工学の「BOCCO(ボッコ)」は、スマートフォンから送った伝言を読み上げたり、吹き込んだメッセージをスマホに送ったりできる。ドアの開閉センサーと連動して、人の出入りを知らせることも可能だ。高さ19.5センチ、重さ220グラム。3万1320円。

■「飼い主」識別、「愛犬」ロボ
香港の電子玩具メーカーWowWeeがつくったイヌ型ロボ「Meet CHiP(ミート・チップ)」は、付属のバンドを腕につけた人を「飼い主」と認識してついてくる。高さ24センチ。人工知能を搭載し、性格も変化する。ソフトバンクのサイト「+Style」で買える。届くのは9月末以降の予定。2万9800円。

シャープが5月に発売した「ロボホン」は大きな注目を集めた=東京都港区
シャープが5月に発売した「ロボホン」は大きな注目を集めた=東京都港区

■しゃべって踊れる電話
シャープの「RoBoHoN(ロボホン)」は、電話の機能に加え、会話や踊りができる。額にカメラとプロジェクターがあり、相手の顔を認識して写真を撮って映す機能もある。高さ19.5センチ、重さ390グラム。本体が21万3840円で、月1058円の基本料金がかかる。電話として使うには通信契約も必要。

(市販されている商品で特徴的なものを選びました。価格は税込み)

(山村哲史)