お正月はワンコとおせち? 料理の宅配会社が提案

犬も人もおいしく食べられるように開発した「ワンコとおせち」=大分市長浜町
犬も人もおいしく食べられるように開発した「ワンコとおせち」=大分市長浜町

 大分県内の中小企業がユニークで新しい商品やサービスを宣伝する合同発表会が大分市長浜町3丁目であり、犬と人がどちらも喜んで食べる食品「犬シェアごはん」が目を引いた。料理の宅配サービス会社「やさいのきもち」(同市木上)が考案。11月1日から「ワンコとおせち」の商品名で売り出す予定だ。


 商品のメニューは和牛ステーキ、ミートローフ、だて巻き、甘栗煮など。管理栄養士が監修し、客や知り合いの犬に試食させながら約1年かけて作り上げた。ミートローフは、薄味ながら素材本来のうまみが口の中に広がる。薄味の苦手な人は付属のソースで味付けできるという。

 

「ワンコとおせち」のミートローフ
「ワンコとおせち」のミートローフ

 発表会は、新しい商品やサービスを開発しても技術的な知識や情報、資金力が足りずに「効果的な宣伝ができない」との企業側の声を受け、大分商工会議所が今年初めて開いた。9月末の今回は、6月の初回より5社多い16社から計約40人がチャレンジした。


 商工会議所の森竹嗣夫専務理事は「中小企業は新商品・サービスを開発しても、十分な発信ができずに埋もれてしまいがち。こうした場でビジネスチャンスを拡大してほしい」と話した。


(興野優平)

朝日新聞
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