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朝日新聞・朝日新聞デジタル|更新|2017/03/08

ガラス越しにトラが接近、見上げるとユキヒョウが歩く! 東山動植物園、80周年でリニューアル

来園者の頭上にせり出す形で2階部分を設けたユキヒョウ舎=名古屋市千種区の東山動物園
来園者の頭上にせり出す形で2階部分を設けたユキヒョウ舎=名古屋市千種区の東山動物園

 開園80周年の東山動植物園(名古屋市千種区)は、動物園のユキヒョウとスマトラトラの獣舎をリニューアルした。植物園が80周年を迎えた3日に内覧会があり、迫力ある動物たちの姿が披露された。記念イベントが始まる18日から一般公開される。


 ユキヒョウ舎は、高山に住むユキヒョウの特性を生かそうと、来園者の通路上部にせり出す形で2階部分を設け、真下から見られるようにした。雌のリアン(5歳)は、さっそく2階部分に駆け上がっていた。


 スマトラトラ舎はこれまで、金網から2メートル離れた手すりの外からしか見学できなかったが、今回金網の一部をガラス張りにして手すりをなくし、ガラス越しで見られる。雌のダマイ(2歳)がガラスの目の前を歩き回り顔を近づけると、来園者は驚いていた。

ガラス越しに迫力ある姿が見られるスマトラトラ舎
ガラス越しに迫力ある姿が見られるスマトラトラ舎

 開園1周年を記念して79年前に作られたコンクリート製の恐竜像は補修され、周囲を整備して広場として4月に開放する。また、雄として最高齢の34歳で2009年に死んだアフリカゾウ「チー」の全身骨格標本も展示される。植物園では、間伐材を利用した300平方メートルの迷路が設けられる。


■図鑑アプリも


 東山動植物園は、記念イベントが終了する6月4日まで、スマートフォン用アプリ「ひがしやま80」を配信する。目玉機能は「撮る図鑑」。決められた80種類の動植物などの写真を撮影し、アプリ内に保存すると図鑑が完成する。


 写真には、動物に合った飼育員のメッセージや雑学が加わる。利用は無料。アップルとグーグルの両OSに対応する。


 黒辺雅実・動物園長は「改装した園舎で、動物のたくましさや力強さを感じて欲しい」と話している。


(神野勇人、増田勇介)