しょんぼり顔で甘えん坊の猫 「ぐっぴー」インスタで話題沸騰

哀愁漂うニュースター。寂しそうなしょんぼり顔に、むっちりボディ。その脱力感に癒されてクセになる人が続出! Instagramで話題沸騰中の男の子・ぐっぴー(4歳)のお宅に伺いました。

写真・芳澤ルミ子 Text by Hitomi Nakajima

 

(末尾に写真特集があります)


あいさつが済むとお気に入りの爪とぎでまったり
あいさつが済むとお気に入りの爪とぎでまったり

フレンドリーなしょんぼり顔

 扉を開けるや否や、「にゃああん」と元気な声で出迎えてくれたぐっぴー。「人が大好きなんですよ」と飼い主のさきこさん。さきこさんやルームメイトのともみさんが帰ってくる時はもちろん、来客があると必ずお出迎えしてくれるんだそう。


 見事なタレ目にまん丸な顔。なんとも哀愁の漂うお顔ですが、本人は至ってゴキゲンなんだとか。〝グッド〟と〝ハッピー〟をあわせて〝ぐっぴー〟。


「実家で飼っていた猫が〝茶(ちゃ)っぴー〟という名前だったので、どうしても『ぴー』をつけたい、という想いがありました。そんなとき、職場の近くで〝グッディ(Gooday)〟という言葉を見つけ、このGoodとあわせたらいいかも! ということで、ぐっぴーになりました」。

 

 

駐車場の出会い

 ぐっぴーとの出会いは4年前、寒さがこたえる12月のこと。さきこさんが当時暮らしていた家の近所の駐車場で、ボロボロの子猫を保護しました。


「動けなくなっていたので、まずいなと思って。すごく小さくて、ポケットに入れて動物病院に連れていきました。その時は生後1ヶ月くらいでしたね」。無事に保護されたぐっぴーでしたが、なんと2週間後に、今度は皮膚がボロボロに。毎日の投薬や毎週の病院通いが続いたものの、日に日に良くなっていく姿が嬉しくて、まったく苦にならなかったそう。必死の看病のかいあって元気に成長したぐっぴー。今では、ゴハンとカニカマが大好きな、8キロ強のむちむちボディの持ち主となりました。

 

 

甘えん坊なくっつき虫

 家に人がいれば、ずっとそばにいるといいます。「料理をしている時も足元にいて、トイレに行けば付いてきて、寝る時もそばに来ます。お風呂に入っている時も必ずドアの前で待ってるんです(笑)」。さきこさんが立っている時は足に腰をくっつけ、座る時は膝の上にどっしり。常に自分の体の一部を、さきこさんにくっつけて過ごしていないと気がすまないのだとか。「ぐっぴーが小さい頃、当時住んでいた家は階段が急だったので上ったことがありませんでした。ある日、私が階段の上に座っていると、階段の下でぐっぴーが鳴いていたので何の気なしに〝おいでー〟なんて言ってみたら、なんと、一段一段よじ登ってきたんです。一段上るたびに上にいる私を見て〝にゃー〟と鳴いて頑張って上ってくる姿が、もう可愛くてたまらなくて……。今思えば、甘えん坊な性格はこの頃からだったのだと思います」。


 取材の日も、初対面のスタッフにも常にスリスリしてくれる、サービス精神旺盛なぐっぴー。撮影をしていても、いつの間にかさきこさんたちやスタッフが囲むテーブルの上にゴロン。「みんなの中心にいたいんだね」と笑っていると、ぐっぴーはいつもの困り顔で、でもなんだか嬉しそうにカメラ目線を決めてくれました。

 

●Instagram ぐっぴー gupitaro

●LINE クリエイターズスタンプ『Guppy’s fat sticker』
https://store.line.me/stickershop/product/1361619/ja

辰巳出版が隔月で発行している猫専門誌です。猫愛にあふれる企画や記事の質に定評があります。

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