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朝日新聞・朝日新聞デジタル|更新|2015/09/29

野良猫に不適切な餌やり、禁止条例 京都市、最高5万円過料

 野良猫などへの不適切な餌やりを禁止する条例が20日、京都市議会本会議で可決、成立した。7月1日から施行される。背景には餌やりを巡るトラブルが相次いでいる実態がある。一方で「動物愛護の流れに反する」との声もある。

 条例では、野良猫など飼い主がいない動物に対し、餌を与えたまま片付けずに腐らせるなど、不適切な給餌(きゅうじ)で住民の生活環境に支障を生じさせた場合は、餌をやった人に対して勧告・命令を行い、命令違反の場合は10月1日から5万円以下の過料を科す。

 京都市には今年度、鳴き声や臭いなどの猫に関する744件の苦情が寄せられた(2月末現在)。

 避妊去勢手術などで野良猫を管理する「地域猫活動」をしている人たちからは「適切な餌やりをしている人に罰則が及んだり、批判の対象になったりするのでは」との声が上がる。

 京都市は「条例は給餌を一律に禁止するのではなく、適切に行うことが目的。野良猫の命を軽んじるものではない」と説明している。(田中京子)

(朝日新聞2015年3月21日掲載)


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