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朝日新聞・朝日新聞デジタル|更新|2017/04/21

愛犬と散歩しながら街を見守り 「防犯ウォーキング犬」登録したら犬用バンダナもらえます!

バンダナを首に巻いた犬=千葉市花見川区提供
バンダナを首に巻いた犬=千葉市花見川区提供

 愛犬の散歩を楽しみながら地域をパトロール――。千葉市花見川区役所は今月から、散歩やジョギングを兼ねて地域の見守り活動をしてもらう「防犯ウォーキングボランティア」の登録者に、愛犬用のバンダナを配布する事業を始めた。ボランティアの高齢化が進む中、若い世代にも参加してもらう狙いだ。


 花見川区は2006年度から防犯ウォーキングボランティアの募集を始め、登録者には帽子を貸与している。区の担当者は「様々な人の目が光っていれば、隙がないまちだと思われて犯罪の抑止につながる」と期待する。


 ただ、花見川区は市内6区で65歳以上の高齢者が最も多く、防犯ウォーキングボランティアの登録者2126人(15年度末)の平均年齢は66・9歳。約8割が60歳以上だ。これまで以上に多くの目で地域を見守るには、若い世代の参加が欠かせない――。そこで区は愛犬家に着目した。


 きっかけは昨年3月の市の広報紙。ボランティアのPR記事を掲載した際、愛犬と散歩中の人が見守り活動をする写真をたまたま載せた。すると区民から、和歌山市では犬用のバンダナを配り、飼い主とペットが楽しみながらまちを巡回している事業があるとの情報が寄せられた。


 これを受け、区は同じような事業ができないかの検討を始め、昨年夏ごろから議論を本格化。「花見川区には、桜並木で知られる花見川沿いなど風光明媚(めいび)な散歩コースが多い。『防犯ウォーキング犬』は広まる可能性がある」と判断した。


 今年1月、愛犬家に集まってもらい、バンダナのデザインを話し合った。「犬のおまわりさんをイメージできるデザインに」「犬の肉球を描いて」などの意見が寄せられ、愛犬にバンダナの試着も実施。大型犬も小型犬も使いやすいよう、2種類の図柄を使用できるよう工夫することにした。


 バンダナは53センチ×53センチの正方形。対角線で折った片側の三角形は、犬のおまわりさんのデザインを大きく描いた大型犬用。もう片側は小さな「防犯」の文字や肉球の絵を並べたデザインの小型犬用だ。小さな犬の首に巻いてもメインデザインが見えるようにした。


 希望する飼い主は区くらし安心室でボランティア登録をした上で、バンダナ犬を登録してもらう。今月3日からバンダナの配布を始め、5日間で25匹の申し込みがあった。40代の飼い主の登録が複数あったほか、「友達から聞いた」という人もいたという。


 芦ケ谷勝区長は「幅広い世代が関心を寄せてくれるまちにし、悪い人がうかうか近づけない地域にしたい」と話している。


(木村浩之)


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