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猫好きを認定する「ねこ検定」 第1回は4000人が受験 その内容は?

「ねこ検定 公式ガイドBOOK」より
「ねこ検定 公式ガイドBOOK」より

 合格すれば“ねこ好き”として認定される「ねこ検定」なる検定試験の第1回が、3月、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡の5都市で行われ、約4000人が受験した。


 内容は猫の歴史や文化、生態、共生方法、文学や映画など、猫に関する“幅広い知識”を問うもので、すべてマークシート方式。初級、中級ともに100問(60分)で、受験料は初級が4600円、中級が5600円。初級・中級併願の受験料は9000円、と本格的。受験資格に年齢制限はなく、「猫に興味がある」すべての人が対象だ。

 

(末尾に写真集があります)

 

ねこ検定会場 写真=日本出版販売
ねこ検定会場 写真=日本出版販売

 なぜこのような検定を作ったのか、日本出版販売・商品開発部(検定事業課)の荒牧芽生さんが説明してくれた。


「空前の猫ブームと言われますが、人と猫の間には、ブームという言葉では終わらせることのできない深い関係性があると考えています。猫を飼っている方、これから飼いたいと思う方が検定を通して猫の知識を楽しく学んで、人と猫がもっと幸せになれる社会を作るきっかけになればいいと、『ねこ検定』を開催しました」


 記念すべき第1回の受験者は約4000人(全国5都市合計)で、最年少は9歳、最年長は79歳だったという。当日は、試験官が“猫耳”を付け、和やかな雰囲気で行われた。


「年齢層につきましては、40代(33.3%)が最も多く、次いで30代(28.2%)、50代(17.9%)となります。今後は年1回の開催を目指しており、第2回は来年3月をめどに調整中です。今回は初級・中級での実施でしたので、今後上位級の設置も考えています」(荒牧さん)


 今回の合否結果の発表は5月頃。合格者には合格認定証が送られる。


 検定の収益金の一部は、「一般社団法人ちよだニャンとなる会」に寄附され、同法人が行う猫の保護活動及び猫の医療費に使われるという。

 

ねこ検定公式ガイドBOOKの表紙
ねこ検定公式ガイドBOOKの表紙

 一方、この検定の参考書となる「ねこ検定公式ガイドBOOK 『ねこ検定』」は一般の書店で発売されている。版元の廣済堂出版の担当編集者・後藤高志さんにも話を聞いた。


「ガイドブックの執筆陣には、『ねこ経済新聞』主宰の廣田清さん、ソトネコ写真家&グラフィックデザイナーの南幅俊輔さん、神保町にゃんこ堂のアネカワユウコさんらを迎え、内容は猫の生態、猫の暮らし、猫の歴史、猫の文化の4章に分かれます。一冊に、猫のことが多方面にわたってまとめてあるので、ページを読み進めるうちに、いつしか猫に詳しくなると思います」


 たとえば、2章、猫の暮らしの「猫の気持ち」編には、猫の声や仕草に表れる気持ちを理解するための説明(解釈)が紹介されている。


「ニャッ」は軽いあいさつのような気持ち → 「やあ」「なあに?」
「ニャーン、ニャーン」 → せかすように「早く早く」
「・・(口は動いているのに聞こえない鳴き声)」 → 子猫の時のような母親に甘えたい気持ち


(鳴き声一覧より抜粋)


 ガイドBOOKの中には可愛い猫写真もふんだんに使われ、執筆陣によるコラムも多く載っているので、一冊の本としても読みごたえがあって楽しめる。


 ガイドBOOKの冒頭にある“腕試しクイズ”からも1問。


Q ねこの顔の部位で「口元のふくらみ(ヒゲ袋)」はなんと呼ぶ?
(答 ウィスカーパッド)


「意外と知らない」と焦るベテラン飼い主さんにも、おススメの一冊だ。


(藤村かおり)

 

「ねこ検定公式ガイドBOOK 『ねこ検定』」(廣済堂ベストムック346号)

神保町にゃんこ堂プロデュース・ 監修・清水満(一級建築士 愛玩動物飼養管理士)
定価 本体1000円+税
発行日 2016年12月15日
発行 株式会社廣済堂出版

●ねこ検定公式サイト http://www.kentei-uketsuke.com/neko/

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出典:sippo
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