宇都宮でｓｉｐｐｏ特別写真展「みんなイヌ、みんなネコ」開幕

　展示される写真は、かつて保護されていた犬や猫ばかり。いまは幸せに暮らす元保護犬や元保護猫を知って欲しい――。ｓｉｐｐｏ特別写真展「みんなイヌ、みんなネコ」が２５日、栃木県宇都宮市の「宇都宮ＰＡＲＣＯ」で始まりました。

　昨年９月の動物愛護週間に合わせて、東京都渋谷区の「代官山Ｔ－ＳＩＴＥ」で開いて好評だった写真展を再現したもので、今回で４度目の開催になります。

　写真展には、飼い主がおらず、自治体や動物愛護団体に保護される犬や猫の存在を知ってもらい、保護犬や保護猫を引き取って飼うことを普通の選択肢にして、少しでも不幸な犬や猫を減らすことにつながれば、という願いを込めています。インスタグラムで話題の保護猫や保護犬や、宮本亜門さんや滝川クリステルさんら著名人がペットと一緒に写った写真、計約８０枚を展示しています。

　初日に友人２人で来場した女子高校生は「すごくペットを飼いたいが、妹がダメで今は飼えない。ペットを飼う時に、ペットショップ以外の選択肢があるのは知らなかった。こんなかわいい子たちがいるんなら、保護犬・猫もいいな、と思った。」と話していました。

　写真展は７月１８日（火）まで、同店２階の特別会場で。入場無料。詳しくは同店（栃木県宇都宮市馬場通り3-1-1　TEL028-611-2111）へ。

　その後、７月２６日～８月１日に埼玉県入間市の「丸広百貨店　入間店」、８月１７日～８月２１日に東京都新宿区の「京王百貨店　新宿店」でも開催を予定しています。