迷いネコ捜索費もカバーする保険、東京海上日動が発売

発信器付きの首輪「ねこもに」をつけた猫=オープンストリーム提供
発信器付きの首輪「ねこもに」をつけた猫=オープンストリーム提供

 飼い猫が迷子になっても、捜索費用をカバーします――そんな保険サービスを東京海上日動火災保険が始める。ベンチャー企業が売り出す発信器付き首輪をつけた猫がいなくなった場合、保険で捜索費を負担する。犬に比べて猫は迷子になりやすいとされ、数万円とされる捜索費の負担が軽くなる。


 東京海上はITベンチャー「オープンストリーム」(東京)と提携。同社が開発した、猫用の発信器付き首輪「ねこもに」に、保険サービスが付帯する。首輪を付けた猫がいなくなった時は、75メートルまでの距離であればスマートフォンで居場所を確認できるが、見つからない可能性もある。その場合、専門の捜索会社に依頼する。


 3日間で5万円とされる捜索費は保険でカバーされる。首輪は近く発売予定で、その代金に保険料は含まれる形になる。保険期間は、発信器の電池の寿命と同じ1年間。最近は犬の飼育頭数が減る一方、猫は微増傾向で、ペットフード協会によると近く逆転しそうだという。猫は屋内外を自由に出入りできるようにも飼われることが多く、迷子になりやすいという。


(河合達郎)

朝日新聞
朝日新聞社の媒体に掲載されたおすすめの記事を紹介しています。

sippoのおすすめ企画

sippoの投稿企画リニューアル! あなたとペットのストーリー教えてください

「sippoストーリー」は、みなさまの投稿でつくるコーナーです。飼い主さんだけが知っている、ペットとのとっておきのストーリーを、かわいい写真とともにご紹介します!

Follow Us!
編集部のイチオシ記事を、毎週金曜日に
LINE公式アカウントとメルマガでお届けします。


動物病院検索

全国に約9300ある動物病院の基礎データに加え、sippoの独自調査で回答があった約1400病院の診療実績、料金など詳細なデータを無料で検索・閲覧できます。