写真展「みんなイヌ、みんなネコ」、内容一新し新宿で開催

　どんな犬や猫も幸せになってほしい――。そんな願いから企画したsippo写真展「みんなイヌ、みんなネコ」が１７日、東京都新宿区の京王百貨店新宿店で始まりました。同店のイベント「わんにゃんEXPO」の一環で、２１日までの開催。１９、２０日には、合計３００匹を集める国内最大級の保護猫譲渡会も予定されています。

「みんなイヌ、みんなネコ」は、保護犬や保護猫の存在を知ってもらい、飼い主のいない犬や猫を引き取って飼うことを一般的にしたいという思いを込めた写真展です。展示している約１００点の写真は、すべて一度は保健所などに保護された犬や猫ばかりですが、今では新しい家族のもとで幸せに暮らしています。上川隆也さんや滝川クリステルさんら愛犬家、愛猫家の有名人の写真も一緒に多数展示しています。それぞれの写真には、出会いのエピソードや飼い主のメッセージが添えられています。

　同展は昨年９月、東京都渋谷区で第１回を開催し、これまで首都圏で４度の巡回展を開催してきました。今回は、大半の作品を入れ替えて、内容を充実させました。今回の写真展に合わせてインスタグラムで募集した写真コンテストの投稿写真も１００点以上展示しています。

　初日に訪れた東京都北区の主婦（４６）は、「それぞれ家族になったエピソードが添えてあって、一つ一つじっくり読みたいです。もし犬や猫が飼えるなら、ペットショップではなく、保護犬や保護猫を飼いたいと思います」と話していました。

　１９日、２０日には、保護猫の譲渡会のほか、女優のとよた真帆さん（１９日午前１１時）や料理研究家の藤野真紀子さん（２０日午前１１時）と、朝日新聞の太田匡彦記者のギャラリートークも予定しています。

　会場では、犬や猫の保護活動を支援するため、グッズ販売や募金も行っています。

　インスタグラムのフォトコンテストも開催中、投稿はこちらへ