イヌ年でも… 猫好きのための「ねこ手帳2018」

(C)kazuo Hiroji
(C)kazuo Hiroji

 今年も残すところあと3か月。書店などには早くも、2018年版の手帳が並ぶ。猫好きの人なら必ず手に取りたくなる『ねこ手帳 2018』(技術評論社、1200円+税)も発売された。

 

(末尾に写真特集があります)

 

「イヌとは違うのだよ イヌとは。」


 手帳の帯には、来年の戌(イヌ)年に対して挑戦的(?)ともとれる文字が踊り、目を引く。表紙の写真は、たくましくにらみをきかせる三毛の野良猫だ。

 

『ねこ手帳 2018』(技術評論社、1200円+税)
『ねこ手帳 2018』(技術評論社、1200円+税)

 この手帳は、カメラマンのヒロジカズオ氏による、外ネコたちの写真が随所にちりばめられているところが最大の特徴だ。人慣れした猫や初対面の猫など、それぞれ表情が異なり、猫たちの自然な表情を見ることができる。


 2016年版から3年目を迎える「ねこ手帳」誕生のきっかけは、担当編集者が「猫の手帳が欲しい!」と、純粋に思ったことがきっかけだったという。同編集者は、ヒロジ氏の写真の魅力についてこう語る。


「ヒロジさんの猫写真は、主に都内での仕事中や日常生活の中で、たまたま見かけた猫を撮影したものです。厳しい社会を生きる外猫との一期一会がリアルに出ていると思います」

 

『ねこ手帳 2018』サンプル
『ねこ手帳 2018』サンプル

 もちろん、手帳としての使いやすさも重視しており、書き込める部分が多く、手帳や日記帳としてだけでなく、ちょっとしたお小遣い帳や家計簿として使うこともできる。


「ねこ写真を撮りたければ、ねこが高いところにいるときを狙おう」「ねこの視力は人間の10分の1程度」など、多くのページに猫にまつわる豆知識がちりばめられているのも、この手帳ならでは。

 

『ねこ手帳 2018』サンプル
『ねこ手帳 2018』サンプル

 猫の写真があしらわれたメモページは、書き込んでも裏側の猫写真にインクが染みないように、写真の位置の工夫がされている。今年から猫好き男子も手に取りやすいように、地色がアースカラーのみに変わった。


 猫好きの方々、戌年にこそ、あえて“ねこの手帳”と1年間過ごしてみてはいかが?

 

『ねこ手帳 2018』
本体価格1,200円+税
技術評論社
sippo
sippo編集部が独自に取材した記事など、オリジナルの記事です。

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