かわいいね、ふたごのアムールヒョウ 21年ぶりの繁殖成功

じゃれ合う双子のアムールヒョウの赤ちゃん=旭川市の旭山動物園、豊間根功智撮影
じゃれ合う双子のアムールヒョウの赤ちゃん=旭川市の旭山動物園、豊間根功智撮影

 北海道旭川市の旭山動物園で8月に生まれたアムールヒョウの2頭の赤ちゃんが15日、一般公開された。小さな体でちょこまかと動き回ったり母親に寄り添ったりする姿が愛らしく、見物客から歓声が上がった。


 雌雄の双子で体長40センチ。同園で21年ぶりに繁殖に成功した。順調に育って10月から「もうじゅう館」屋外の展示スペースに出る練習を重ね、この日は母親のルナ(5歳)から離れて2頭でじゃれ合ったり、敷き詰められた枯れ葉の上を歩き回ったりした。近く名前を公募する。

 

一般公開された双子のアムールヒョウの赤ちゃん
一般公開された双子のアムールヒョウの赤ちゃん

「もうじゅう館」では10月以降、長年飼育されていたクロヒョウやアムールトラ、ライオンが相次いで死んだ一方、昨年からユキヒョウやアムールトラの出産が続き、いずれも元気に育っている。担当飼育員の大西敏文さん(44)は「世代交代の新たな命を迎え、これからも新しい魅力を皆さんに提供していきたい」と話した。


(渡辺康人)

朝日新聞
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