相談・獣医師回答・コメント

ちぃママ(質問主)


犬アイコン 犬 14歳 メス チワワ

体重:1.9kg

飼育歴:14年0ヶ月

居住地:東京都新宿区

飼育環境:室内

4~5年前から、多飲多尿で腎機能の低下やクッシング症候群を疑ってきました。
クッシング症候群は『グレー』と、言われています。

腎機能は、加齢に伴う低下もあるので経過観察をしながら腎臓病食を食べています。

先日、1年以上ぶりに受診し主治医にSDMAという腎機能を評価する検査を勧められ実施。
結果、数値が17でした。
主治医は、慢性腎不全のステージ2と診断しました。

治療としては、降圧剤の内服と自宅での皮下点滴を勧められています。

愛犬は、現在も食欲があります。食欲中枢がおかしいのかと思うほど、良く空腹を訴えて一気に完食しています。
食べ過ぎないように制限はしていますが1年で体重が2.4kgから1.9kg に減量しています。
嘔吐や下痢は無く便は正常です。
元気なのに体重が減量していることも気になっています。

以前も降圧剤の内服を勧められましたが、吐き出してしまい中止しました。
フィラリア予防薬の内服も毎月必死な状況ですので毎日降圧剤は犬にとっても私にとってもストレスが大きく、費用対効果に疑問があります。
また、小さな体ですので血圧が下がりすぎてしまわないかも心配です。

金銭的にもあまり余裕は無いので、透析や病院での頻回な点滴治療など
高額な治療は継続的にしてあげることはできません。

現在は食事も水分も十分に取れるので、脱水はないと思います。
昔に比べて眠る時間は増えましたが至って元気です。

降圧剤の内服は必要か?
皮下点滴は今から必要か?
一般的な標準治療はなにか?
出来る治療や看護で健康寿命を延ばせないか?
東京23区内でセカンドオピニオン先のお勧めはあるか?

など、情報をいただけると幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。

日時2017-08-04 11:10:30

専門の獣医師からの回答

食欲旺盛で元気もあるが、腎臓病、クッシングなどの病気があるとのことですね。
クッシング症候群は副腎皮質ホルモンが大量に生産される病気です。
一般的にステロイドホルモンと呼ばれますが、このホルモンが過剰になると食欲亢進、多飲多尿などの症状が現れます。以前はグレーゾーンということですが、再度検査をお勧めします。
本題の腎臓病に関して一般的なお話をさせて頂きます。
犬の腎不全の治療としては初期は食事療法を行います。
ステージ2であれば降圧剤(ACEi)、ベラプロストナトリウム(BNP)などの投与を行います。
また、血液検査においてBUN、Creaの推移を見ながら、皮下点滴のペースを決めていきます。
リンの上昇が見られる場合は、リンの吸着剤の投与も行います。
動物の慢性腎不全に対しては透析は一般的には行いません。
犬の腎不全の治療は上記のように食事療法、内服薬および皮下点滴が一般的です。
腎不全は徐々に進行していく病気です。治療の目的は進行を遅らせること、臨床症状を緩和することです。
内服薬は進行を遅らせ、皮下点滴は排泄されにくくなった老廃物の排泄を促す目的で行います。
ステージ2であればほとんどの子は臨床症状はありません。薬を飲ませても劇的な変化があるわけでもないです。症状がないのに薬をあげる必要があるのかと疑問に思うかもしれませんが、症状が出るまでの期間を延ばすための治療なのです。可能であれば投薬は続けてあげてください。
費用面に問題があるのであれば、食事だけでも継続してください。
メールの内容だけですが、今の病院の治療方針は間違ってないと思います。

最後になりますが、セカンドオピニオン先の病院の紹介は出来ません。
良い病院とは飼い主様が信頼できる獣医さんがいる病院です。
人により良い病院の基準は違いますので、ご自身でお探しください。


日時2017-08-08 10:35:52

 

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