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sippo・Powered by sippo shop・sippo|更新|2015/12/24

工夫して食べる「一人遊び」に犬、夢中 留守番やクレートのお供にも

知育玩具に夢中
知育玩具に夢中

 東京都江東区、広大な都立木場公園の目の前に、「SKYWAN! DOG SCHOOL」がある。家庭犬のしつけ教室や、日中の保育(一時預かり)を行っている。

 保育は1日6300円。この日は十数匹を預かっていた。ドッグフードは食べ慣れたものを飼い主が持参。広い公園を散歩したり、施設内でトレーニングをしたりして過ごす。

 ボールやリング、骨型、ボード型の知育玩具など、おもちゃも豊富にそろっている。

 代表で家庭犬しつけインストラクターの井原亮さんは「ボールやロープのように転がしたり、投げたりして遊ぶおもちゃは、飼い主が一緒に遊ぶもの」と説明する。

 犬はおもちゃに興奮して、走ったり、動き回ったりする。だが、興奮させやすいものは、留守番の時など、1匹で遊ばせる場合には向かない。また、大きさや形によっては、誤ってのみ込んでしまう心配もある。

 内部にドッグフードなどが入れられ、転がりにくい形をしたおもちゃもある。いわゆる「知育玩具」だ。一番ポピュラーなのは、米国ブランド「コング」のひょうたんのような形をしたもの。中に食べ物を入れて渡すと、犬は食べようと工夫して夢中になる。

スヌープを鼻先や前脚や転がして遊ぶ
スヌープを鼻先や前脚や転がして遊ぶ

「ブラッシングなど動いてほしくない時に使います。中に食べ物があるんだと、最初に手に取り出して与え、教える必要はあります。長ければ何時間でもやっています。ボールのように転がる物でない方が、興奮することなく、集中できて良いですね」

 もともと捕食動物は、獲物を探したり、追いかけたり、捕らえて食べたり、起きている時間の約8割は食べるために使っている、といわれる。ペットとして飼われる犬の場合、それが数分で終わるとしたら、「残りのエネルギーは行き場を失い、散歩や遊びなどで発散してあげなければ、破壊行動や無駄吠え、攻撃行動など不適切な方向に使われやすい」と、もみの木動物病院(神戸市)の村田香織副院長は指摘する。

 毎回同じ食器で食事を与えるのではなく、食べ物を使った知育玩具を加えることで、頭や体を使う動機付けになるという。

「退屈しのぎにとても良いと思います。人が食事する時に犬に与えれば、人も落ち着いて食事ができるし、留守番する時に与えれば、さみしさをやわらげてくれる。ケージやクレートに入る時も、リラックスして楽しく過ごすことができますね」


慣れると夢中になって遊ぶ
慣れると夢中になって遊ぶ

オービータフ・スヌープ

カラフルなスヌープ
カラフルなスヌープ

米国ブランド「プラネット・ドッグ」製。材料は熱可塑性エラストマー、高さ10.4cm、直径13cm。オレンジとブルーの2色あり、半透明で中が確認できる。

ゴムのように弾性のある素材で、半球にちかい形。穴から固形フードを入れると2重になった部分にたまり、回転させるなど工夫して、少しずつ取り出す構造。ごろごろと転がることはない。また、口の折り返し部分を引き出して、中を洗うことができる。

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