東京に大雪 雪だるまを作って猫に見せてみたら…

あんずと雪だるま。モモはすでに興味を失っています。
あんずと雪だるま。モモはすでに興味を失っています。

 先日、都内に4年ぶりの大雪が降りました。


 我が家も一応23区内にありますが、20センチ以上の積雪がありました。


 交通機関がマヒし、大変な混乱がありましたが、猫たちにとっては当然何の関係もありません。


 普段と変わったことと言えば、雪の日は一層寒いのか、ごはんとトイレ以外は全くこたつから出てこなかったことくらいでしょうか。


 いつもなら、夜ごはんの催促で鳴き始める時間になっても、こたつから出てくることはなく、2匹ともこたつの中でぐっすり眠っていて、ちょっと心配になるほどでした。


 童謡「雪」に「猫はこたつで丸くなる」という有名なフレーズがありますが、上手く言ったものだなあと感心してしまいます。


「3時間かかった」といって夫が帰宅すると、ようやく猫たちがこたつから出てきて、夫にスリスリしたり、腹を見せたり、つめとぎを始めたり、“歓迎の儀式”をしていました。そうこうしているうちに、お腹が空いていることを思い出したかのように、ニャーニャー鳴き始め、食事をがっついておりました。


 そして、一夜明けた朝、外は一面銀世界になっていました。こんなに東京で雪が積もることはなかなかないので、ちょっとテンションが上がる私。猫たちに雪を見せようと、ベランダの雪で雪だるまを作って見せてみました。


「あんず~、モモちゃ~ん、雪だよ~」


 と、皿に雪だるまを乗せて、床に置くと、“なんだ、なんだ”と集まってくる2匹。


 クンクンとにおいをかぎはしましたが、猫パンチをしたり、舐めようとしたりする様子はありません。


 そして、ほんの10数秒で興味を失い、水を飲みに行くモモ。


 あんずも、その10秒後くらいには立ち去ってしまい、ミニ雪だるまを持った妙齢の女が一人残されました……。


「もうちょっと盛り上がってよ~」


 そう呟きながら、キッチンに雪だるまを移動させて、自然に溶けるまで置いておくことにしました。なんだか空しい。


 でも雪そのものに興味はなくても、一面銀世界のいつもと違った外の景色には興味があるかもしれない。

 

興味深げに外を眺めるあんず。
興味深げに外を眺めるあんず。

 あんずは、外の様子をキラキラした目で見ていましたが、普段から外を見るのが好きなので、雪を見ているのかどうかは分かりません。


 一方、モモは外を見ようとしないため、モモを抱っこして窓辺に連れて行きました。


「ホラ、モモちゃん、真っ白だよ~」


 モモに窓の外を見せると、ふてくされたような顔で、“寒いんだから、ほっといて”とでも言いたげに、腕からするっと抜け出して、こたつの中へ一目散に入って行ってしまいました…。


 暖房のついている室内で、窓を開けたわけでもないし、寒くないはずなんですけどね……。


 我が家の場合、雪が降ってテンションが上がっているのは、私だけだったようです。


(ヤスダユキ)

sippo
sippo編集部が独自に取材した記事など、オリジナルの記事です。

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この連載について
猫アレルギーですけど
普通の家で飼われている猫「あんず」と「モモ」。飼い主の主婦が、2匹との生活や発見をユニークな視点で切り取る人気連載です。
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