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Shi-Ba・Shi-Ba|更新|2017/03/06

Q&A こだわりが強い柴犬の食事、何が正解?

フードをえり好みする、オヤツばかり食べる、そもそも適正量がわからない……柴犬にありがちな食事&オヤツのお悩みについて、かまくらげんき動物病院の相澤先生に答えてもらった。
Text:Makiko Matsumoto
監修:相澤まな先生



    • :柴犬の適正な食事量&カロリーとは?
      :フードに記載の適正カロリーはあくまで目安。同じ体重の犬でも個体ごとに必要カロリーが違います。また犬は満腹中枢の働きが人とは異なるので、いくらでも食べてしまいます。体型や体重の変化をみて飼い主さんが量や内容を調整する必要があります。おすすめは良質なフードを中心に、白米や茹でたじゃがいもなどをトッピングしたもの。トッピングする場合はフードを10%減らし、その量を混ぜます。たまに手作りゴハンを与えても。
    • :柴犬の適正体重とは?
      :骨格に個体差があるので、適正体重は一概に言えません。標準体型は背骨や脇腹を触り、脂肪と筋肉の下にある骨の数をなんとか数えられるくらい。骨の数を容易に数えられるならやせ体型、数えられないなら肥満体型です。
    • :柴犬の正しいオヤツのあげ方とは?
      :栄養は食事で十分なので、オヤツは本来不要ですが、しつけやお手入れのごほうびとして与えても。その日の食事からオヤツ分を引けばカロリーオーバーにならずにすみます。犬は量より回数で満足するので細かく切って。食卓からの食べ物や嗜好性の高いオヤツをあげ続けると、フードを食べたがらなくなったり、肥満傾向になり、様々な疾患の悪化要因になることも。アレルギーを起こす原因となるものも避けます。
    • :犬がフードを食べたがらない場合は?
      :食事を出して30分以内に食事を下げます。30分しか食べるチャンスがないとわかれば大抵は食べるようになります。電子レンジにかけたりぬるま湯でふやかし嗜好性を高めるのも有効。それでも食べない場合は、フードが体質に合わないか、病気の可能性も。丸一日食べないなら、早めに受診しましょう。
    • :フードを切り替える場合はどのようにしたらいい?
      :1週間ほどかけて少しずつ新しいフードを混ぜていきます。ドライフードのみの食事に切り替えたい場合や、一般のフードから無添加のものに切り替えたい場合、嗜好性がダウンするために犬が食べなくなることも。その場合はフライパンや電子レンジで人肌に温めて香りを立たせ、嗜好性をアップさせます。

  • :満腹感を得られる食べさせ方のコツ
    :適正量を与えていても食べ足りない様子なら、コングを使ったり、1粒ずつあげたり、あえて食べにくいよう底がデコボコの食器を使うなども手です。
  • :ダイエットを成功させるポイントとは?
    :量が減ると犬はストレスを感じるので、食事量は減らさずカロリーが低いダイエット用フードを与えましょう。
  • :多頭飼いなので、全員ちゃんと食べているか心配
    :犬の食事は1~2分で済むので、まずは観察を。横取りがあるようなら、食べる時間か場所を分けて、1匹ずつしっかり食べられるようにしましょう。
  • :初めてのものや、よその人からもらうものを吐き出します
    :柴犬は警戒心が強いのでチェックしてから食べたいのかも。入院中にゴハンを食べなくなる犬もいます。子犬時代からいろいろな人に、いろいろな所で食べ物をもらうことに慣らしたいものです。
  • :東洋医学の観点で、性格別におすすめの食材は?
    :神経質な性格の犬には、色が白い食べ物を。大根、山芋、里芋、れんこん、白胡麻、白きくらげ、豆腐、白身魚。また馬肉もおすすめです。

    怖がりな性格の犬には、色の黒いものを。黒ごま、黒米、こんぶ、しじみ。黒ごまなら1食に3~4粒トッピングする程度で。

    興奮しやすい性格の犬には赤い食べ物を。トマト、赤ピーマン、パプリカ、あずき、スイカ、クコの実、紅花など。肉類なら羊肉も。

    イライラしやすい性格の犬には、青や緑の食べ物を。キャベツ、青じそ、アスパラガス、セロリ、春菊、ブロッコリーなどの野菜や、肉類なら、鶏肉、鴨肉、七面鳥肉を。あさりもおすすめ。

    くよくよしやすい性格の犬には、黄色い食べ物を。かぼちゃ、さつまいも、黄色いパプリカ、きなこ、納豆、クリなど。肉類なら牛肉がおすすめです。

監修:相澤まな先生

かまくらげんき動物病院副院長。一般治療に針、レーザー、漢方薬を取り入れた中西結合医療を実践している。
かまくらげんき動物病院
TEL0467-40-4748
http://www.genkivet.com/

Shi-Ba

Shi-Ba(シーバ)

柴犬をメインとした日本犬専門マガジン(柴犬・秋田・紀州・北海道・四国・甲斐犬)。既存の「日本犬=番犬」という硬直したイメージにとらわれることなく、今の時代に合った新しいカタチの飼い方やライフスタイルを、数多くの実例取材をもとにしたオモシロ企画で提案。また日本の民族文化や伝統工芸などを柴犬が紹介していくコーナーなど、そのイケイケの編集方針が生み出す独特な世界は、「ペット雑誌」という言葉だけではもはやくくりきれない?
公式Facebook:http://www.facebook.com/ShiBa2929


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