怖いほど似てる！　愛犬を再現する造型「クローンワンコ」

　愛犬にそっくりな姿のリアルな“動物美術造型”をオーダーメイド。そんなサービス「クローンワンコ」の注文受け付けが、戌（イヌ）年に合わせて１月から始まる。

（末尾に写真特集があります）

　クローンワンコを本物と並べて見ると、完成度は一目瞭然。写真では見分けがつかないほど、そっくりだ。

　愛犬の写真とサイズをもとに、皮膚、肉球、爪にいたるまで、完全オーダーメイドする。皮膚素材は独自のシリコンを使用。体毛素材にはハリウッド映画の特殊造型物に使用される素材を特注するなどし、一本一本植毛したり編み込んだりする。製作には約３ヶ月かけ、愛犬の姿が忠実に再現するという。

　企画・販売元は、映像、キャラクター、デジタルコンテンツなどの企画開発を行う会社「ブラスト」。「愛犬の死後、ペットロスから寂しさを募らせている方々や、愛犬の姿を存命中に残しておきたいという方々の心を少しでも支えたい」というコンセプトのもとに企画された。

　同社は「毛質の再現や目に正気を持たせる事に苦労いたしました。もとになるワンコにとにかく似せる事を考え、製作しております」と説明している。

　オーダーは1月15日から受付開始。実際の製作は３月１日から始まり、製作に約３か月を要するため、実際に手にできるのは、早くて６月ごろになりそうだ。

　価格はサイズごとに、Sサイズ：300万円、Mサイズ：350万円、Lサイズ：400万円、LLサイズ：450万円。

　受付開始に先立ち、1月6日（土）、７日（日）、クローンワンコの実物が見られる「クローンワンコお披露目会」が、東京都千代田区外神田で開催される。入場は無料。

　猫タイプの予定を聞くと、現在は未定だが、研究開発中のため、その成果によって具体化を考えているとしている。