相談・獣医師回答・コメント

なー(質問主)


犬アイコン 犬 6歳 メス 雑種

体重:6kg

飼育歴:0年7ヶ月

居住地:岐阜県下呂市

飼育環境:室内

キャバリアミックスなのですが、里親で引き取ってから肛門の横の部分にこぶのようなものができているのに気づいて観察しておりましたが、大きく腫れパンパンになったり、小さくなったりを繰り返し熱などは持っておらずでも、肛門絞りをしようとすると嫌がります。病院で聞いたところ肛門腺は詰まっていないとのことで診察するにはち避妊手術の際に麻酔をかけた状態でしか見えないと言われました。このような症状のサイドのような病気が考えられますでしょうか?あと治療費などは大まかにどのくらいかかるのでしょうか?

日時2017-09-03 15:42:07

専門の獣医師からの回答

肛門の横の部分にシコリがあって、大きくなったり小さくなったりを繰り返しているけれども、熱を持っている様子はないとのこと。肛門の周囲に問題が起きる場合、肛門嚢炎といって分泌物を貯めておく嚢が炎症を起こすことが一般的です。中年以降では肛門周囲腺腫や腺癌、および肛門嚢の癌などもあります。また、あまり多くありませんが肛門周囲フィステル(瘻)といって肛門周囲のアポクリン腺が炎症・感染を起こす疾患があります。
ご相談のケースでは、「コブシ大のしこり」とありますし、写真でもかなり大きそうですので、普通よく見られる疾患とは異なる可能性があります。肛門周囲腺腫や腺癌、および肛門嚢の癌、さらには「肥満細胞腫」などの腫瘍の可能性も考えておく必要があると思われます。中年以降のオス犬では会陰ヘルニアといって肛門の横の会陰部に便が溜まって膨らむことがありますが、雌犬では希な疾患とされています。
肛門部分のシコリの診察は、通常外からの触診(触って大きさや固さを評価)と、可能であれば肛門に人指し指を挿入しての触診をし、その後シコリの部分のエコー検査で内部に血管がどの程度走行しているのか、または液体の貯留が疑われるのかを観察します。その後、危険が無さそうであれば針を刺して内部の液体か細胞を採取して顕微鏡で観察してみます。ただし、以上のことは犬が検査を嫌がって過剰に力を入れて動く場合は危険なことがありますので、きちんと診察するには鎮静や麻酔処置が必要になります。
恐らくご相談のケースでは肛門嚢炎ではなさそうとのことで、避妊手術で麻酔が掛かっている時の検査を勧めておられるのだと思います。避妊手術時に検査をするとして、場合によっては同時に何か処置が出来そうか、最初から検査だけを予定しているのかは状況次第ですので、事前に主治医と相談しておかれるのと良いでしょう。原因によってはレントゲン検査やCT検査が必要になることも考えられます。
検査や治療の費用については、避妊手術の麻酔の延長線上で検査を受けられるのであれば、麻酔の費用負担が軽くなると思います。その他の検査や治療費の見通しについては残念ながら掛かりつけの動物病院にご相談されるのが良いでしょう。

日時2017-09-11 12:44:16

 

この相談にコメント・回答する

コメントするにはログインが必要です