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猫びより・猫びより|更新|2016/12/29

創業131年の酒蔵 元野良の3代目看板猫がおもてなし

リラックスモードのミー太君
リラックスモードのミー太君

 新潟の奥座敷と呼ばれる岩室温泉にある、創業131年目を迎える宝山酒造には、三代目看板猫のミー太君(推定9~10歳♂)がいます。雪深い場所なだけに、近所でノラ猫を見かけることは少ないといいますが、ノラ出身のミー太君はどこからともなくふらりとやって来て、何度かごはんをあげているうちに居着くようになり、ちゃっかり三代目看板猫の座に落ち着いてしまったとか。

 これまでも先代の看板猫が2匹いたので、決して猫嫌いではないはずですが、四代目蔵元の渡邉誠志さんは「自分は特に猫好きというわけではないんですが、娘が冬の寒い時期にミー太を外に出すのはかわいそうだと言いましてね……」と笑います。ミー太君が住み着いてすでに7~8年が経ち、誠志さんがダイレクトメールに〝猫便り〟をつづるようになると、ミー太君の認知度もぐんと上がり、今ではわざわざ会いに来るお客さんもいて、ミー太君宛にお中元やお歳暮、年賀状まで届くというからすごいです。

「ようこそ宝山酒造へ!」
「ようこそ宝山酒造へ!」

 現在五代目蔵元として宝山酒造自慢の〝淡麗旨口〟の日本酒を丹精込めて造り、広報も担当している息子の桂太さんは、自腹でミー太君のカラーフォトブックまで作り、せっせとお客さんに配ってしまうほどの猫好き。誠志さんは「ミー太は猫好きの方をきちんと見分けて寄って行くんです。猫嫌いの方には決して近づきません」と話します。ミー太君は相手が猫好きと見るや小走りで駆けて行き、スリスリして手をペロペロ舐め、ゴロンと転がりお腹まで撫でさせてくれて、抱っこもさせてくれるというおもてなしぶり。三代目看板猫の歓待にイチコロになること請け合いですが、なにぶん自由気ままな性格だけに、気分次第でいたりいなかったりするので悪しからず!

(取材・平野敦子)

宝山酒造

●新潟県新潟市西蒲区石瀬1380
●TEL 0256-82-2003
●営業時間/9:00~12:00、13:00~16:30
●定休日/不定休
http://takarayama-sake.co.jp


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