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美味しそうにパクパク! 愛犬が「手作りごはん」で快食快便、すっかり元気に

「ごはん、ごはん♪」。寝起きで前髪がボサボサ(笑)。
「ごはん、ごはん♪」。寝起きで前髪がボサボサ(笑)。

 毎日暑いですねー。10歳になった愛犬「ぷりぷり」は、家の中のひんやりゾーンを見つけては気持ち良さそうにお昼寝しています。ワンコはいいなぁ。

 

(末尾に写真特集があります)


 体が弱かった子犬時代、ドッグフードを食べてくれず、わらにもすがる思いでセカンドオピニオンを求めて行った病院。胃腸の弱いぷりぷりは、おそらくドッグフードが合わないので、「手作り食」にするように言われました。


 獣医さんの食事指導では、ぷりの体重から1日に必要な摂取カロリーを割り出し、食材から調理法まで細かく指示されました。


 こうして初回の診察が終了。なんと2時間超! ドッグフードが合わないとか、ごはんを手作りするとか、それまで考えたこともない話が山ほど出てきて、なんだか頭が真っ白。そんな様子を察したのか、先生は最後にこう言いました。


「お母さん、しっかり! ぷりぷりちゃんを健康にできるのはお母さんだけなんですから」


 会計と次回の予約を終えて病院を出ると、街はすっかり暮れなずんでいました。駅までは遠くタクシーを拾おうとしたものの、住宅街で全然走ってない。どんどん暗くなるし、時間は過ぎていくし……。


 気づいたら涙がポロポロ。体に合わない食事をさせていた自責の念と、先生の叱咤激励の言葉が頭の中をぐるぐる回って、いっぱいいっぱいになってしまったのです。


 でも、ひとしきり泣いたらなんだかスッキリ。ぷりが健康になれる一筋の希望の光が見えたんだから、もうやるっきゃない! やったるで‼︎ ムクムクと力がわいてきました。


 今考えると、あの2時間はぷりの診察というより、ダメ飼い主だった私のカウンセリングだった。そのオロオロぶりは相当だったらしく、「まったくあのころのお母さんといったら」と、今では獣医さんに笑い話にされています。


 そして手作りごはんスタート! 生まれてこのかたドッグフードしか食べたことのないぷりが果たして食べてくれるのか? もうドッキドキです。


「手作り食」のメニューにおすすめの食材は、あくまでも「ぷりの場合」ですが、鶏の胸肉やささみ、豚のヒレなど脂の少ない部分。糖質は白米か、かぼちゃ、・・といった指示が獣医さんからありました。ふつうにスーパーで手に入るものばかりです。


 恐る恐る出してみると……。


 慎重でビビリのぷりが、躊躇なくパクパク! 見たことのない食べっぷりです。そして完食。母、再び号泣。今度はうれし涙だったけど。


 精密検査の結果、ぷりは炎症性腸疾患症候群(IBD)と診断されました。慢性的な胃腸炎が起こる症状で、原因はさまざま。体質によるところも大きく、重症化すると命に関わることもあるそう。


 ぷりは、手作り食にした上でサプリメントを処方されました。すべての症状がすぐによくなったわけではないけれど、少しずつ嘔吐の頻度が減っていきました。


 何より感動したのがウンチ。下痢をしなくなり、しっかりとした立派なウンチが出るように。さらに、それまで超臭かったのに、全然臭くない! 腸内環境が改善されたのかも。


 IBDのワンコにとって手作り食がすべての解決策ではないと思います。療法食や薬で改善するケースもあるでしょう。ただ、ぷりには手作りごはんが合っていた。ワンコだって体質はそれぞれ。その子に合う食事、不調の対処の仕方がある。当たり前のことだけど、そのことに気づけたことは、ぷりと暮らして行く上で大きな大きな転機となりました。


 もちろん、獣医師の指導のもとだからこそできたと思っています。コツコツ続けたことで、数年後にはIBDの症状は改善。今日も快食快便! です。

 

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暑くなるとやたらとおなかを出すように。通称「ぷりの開き」。
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出典:sippo
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うまこ

うまこ(うまこ)

フリーライター。人物インタビューのほか、日本酒やワインなど醸造酒LOVEで、酒蔵やワイナリー、ワインバルなどを趣味と実益を兼ね(公私混同ともいう)取材する。犬種を問わずすべてのワンコを愛する博ワン主義。ワイナリードッグや酒蔵ワンコを訪ねて国内外を旅することが密かな夢。


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