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うまこ・sippo|更新|2017/08/12

愛犬にできたジャンボ毛玉との闘い! プロ伝授の秘策は「ハサミづかい」

獣医さんお手製の術後服。ハイネックで意外とカワイイ。
獣医さんお手製の術後服。ハイネックで意外とカワイイ。

 乳腺腫瘍の手術をした愛犬。細胞検査の結果、切除した二つの腫瘍はいずれも良性! ホッとすると同時に、「愛犬も10歳。これからも色々と気をつけて行かないと……」と、改めて気持ちを引き締めています。

 

(末尾に写真特集があります)

 

 さて、手術の後、愛犬「ぷりぷり」は術後服で過ごしました。これ、獣医さんのお手製です。筒状のネット包帯にチョキチョキとハサミを入れただけなのに、しっかり体にフィットして動きやすい。さすがドクター!


 傷口をカバーできてとてもいいのですが、しかし一つ困ったことが。ずっと着ているので、服とこすれるあたりに大小いくつもの毛玉ができてしまったのです。


 くるくるの毛がチャームポイントのトイプードルは、その毛質ゆえに毛玉ができやすく、すぐに取らないと周りの毛を巻き込んでどんどん大きくなります。放っておくと皮膚炎の原因にも。だから、日々のブラッシングがとても大切なのです。


 幸い(?)トイプードルのくせにほとんど毛が巻いていないぷりは、毛玉のお悩みは少なめ。とはいえ、皮膚が荒れたりすると、そこをなめたり、かんだりして毛玉発生。唾液など水分を含むとフェルト状に「みしっ」と固まってしまい、こうなると取るのに一苦労です。


 ぷりを担当してくれているトリマーさんに、毛玉の上手な取り方を聞いてみました。サロンに来るワンコにも毛玉がある子は多く、中にはピンポン球ぐらいの大きさになってることもあるそうで。


 トイプードルをふわふわに仕上げる優れモノが、スリッカーブラシ。細かい針金状のピンがびっしりと並んでいて、もともとは羊の毛をとくための道具だったとか。「毛玉もスリッカーで少しずつといていくのが基本です」とトリマーさん。


 ただ、大きくなりすぎたり硬くなったりすると、ブラシでとくのは至難の業。


「その場合はハサミで切ります。根元からバツっと切っちゃうのではなく、毛玉に対して刃先を縦に入れ、すいていく感じ。そうやって毛玉を細かくしてからスリッカーで取っていくとやりやすいですよ」


 なるほどー! さすがプロ。


 さて、術後3週間。あちこちに育った毛玉といざ対決です!


 ぷりはブラッシングが嫌いで、毛玉もスリッカーで取ろうとすると逃げます。なので、可能な限り手でほぐしてから最後にスリッカーで。その作戦で進め、どうしてもダメだったらハサミ戦法に挑戦しよう。


 痛くしないように少しずつ少しずつ慎重にほぐしていきます。最大毛玉は直径1.5センチほどで高密度に成長。うぬぬ……想像以上の難敵で、気づけば汗だくだくです。


 格闘すること20分。結局ハサミは使わず、ジャンボ毛玉まで全部取ったー!


「ほら、ぷりの毛玉だよ。こんな大きいの取れたなんてすごいよね? ね、ね?」とコーフン気味で見せると、鼻を近づけてクンクン。で、「ふんっ」と鼻息(ため息?)をひとつつき、オモチャに突進していきました。母の奮闘、子知らず。

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出典:sippo
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うまこ

うまこ(うまこ)

フリーライター。人物インタビューのほか、日本酒やワインなど醸造酒LOVEで、酒蔵やワイナリー、ワインバルなどを趣味と実益を兼ね(公私混同ともいう)取材する。犬種を問わずすべてのワンコを愛する博ワン主義。ワイナリードッグや酒蔵ワンコを訪ねて国内外を旅することが密かな夢。


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